売却を依頼する不動産会社の選び方

公開日:2025/07/15 最終更新日:2025/06/10
売却依頼

不動産の売却を成功させるためには、適切な不動産会社選びが欠かせません。本記事では、家や土地を売却する際の不動産会社選びで気をつけたいポイントを徹底解説します。同時に、売却を依頼するべきではない不動産会社の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてください。この記事を読んで、後悔のない不動産売却を行いましょう。

家や土地を売却する際の不動産会社選びのポイント

不動産会社を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

大手・中小それぞれのメリット・デメリットを把握する

まず、大手と中小の不動産会社にはそれぞれメリットとデメリットがあります。大手はネームバリューや集客力、社員教育の徹底といった強みがあり、信頼感があります

しかし、担当者が多忙であったり、ノルマ達成のために両手仲介を優先されることもあります。一方で中小の地域密着型会社は地元の相場に精通し、地域内での信頼度も高いですが、情報量や社員教育の面では大手に劣る場合もあります。

根拠のある査定を出す会社を選ぶ

また、査定を依頼する際は複数の会社に依頼し、単に査定額が高い会社を選ばず、根拠のある査定内容を確認することが重要です。相場より高い査定額を提示して契約を結ばせようとする会社には注意が必要です。査定書の内容が具体的で、価格の根拠が明確に示されているかを見極めましょう。

対応のていねいかつスピーディーか

さらに、対応がていねいでスピーディな会社は信頼できます。書類作成や問い合わせ対応が迅速な会社は、顧客に真摯に向き合い、売却活動にも熱心な傾向があります。加えて、会社ごとに得意とする物件の種類や地域があるので、自分の売りたい物件に強い会社を選ぶと、スムーズな売却が期待できます。

信頼できる担当者がいるか

最終的には、信頼できる担当者に出会えるかどうかが最も重要です。宅建士の資格を持っている、要望にていねいに対応してくれるなど、知識と誠実さを兼ね備えた担当者であれば、初めての売却でも安心して任せることができます。会社選びだけでなく、誰に任せるかも大きな成功要因となるのです。

売却を依頼してはいけない不動産会社の特徴

不動産会社を選ぶ際には、信頼できる会社を見極めることが重要ですが、逆に「依頼してはいけない不動産会社」の特徴を知っておくことも大切です。以下に、その代表的なポイントをまとめます。

査定価格の根拠があいまい

まず注意すべきは、極端に高い査定価格を提示するが、根拠があいまいな会社です。査定価格が他社と比べて著しく高いにもかかわらず、その価格に対する明確な説明がない場合は要注意です

高い査定額を提示して媒介契約を取りたいだけという意図があることもあり、その価格で売れる見込みは薄い可能性があります。査定価格は、物件の相場や市場動向をふまえて「この価格で売れる」という裏付けが必要です。納得できる根拠が提示されない場合は、信頼に値しないと判断すべきです。

査定報告書が雑

次に、査定報告書などの書類が雑につくられている会社も避けるべきです。誤字脱字が多い、レイアウトが崩れている、印刷が見切れているなど、書類のクオリティが低い場合は会社全体の管理体制に問題があることが考えられます。

顧客に提出する重要な書類は、本来、何度も確認してていねいに作成されるべきものです。こうした基本的な業務が杜撰な会社では、売却活動そのものにも不安が残ります。

物件のマイナス面ばかり強調する

さらに、物件のマイナス面ばかりを強調する担当者にも注意が必要です。不動産には誰にでもわかりやすい長所ばかりでなく短所もありますが、短所ばかりを挙げて査定価格を下げようとする姿勢は誠実とは言えません

逆に、デメリットがあっても物件の良い点を積極的に見つけ出し、買主にもポジティブな面を伝えられる担当者のほうが、売却成功の可能性が高まります。

営業がしつこい

最後に、しつこく営業してくる会社や担当者も避けるべきです。売却にあたっては、十分に検討してから決断したいものです。

そこで返答を急かしたり、早期契約を強要するような対応をしてくる会社は、売主の立場に寄り添っていない証拠といえます。自社のノルマや利益を最優先にしている可能性が高く、信頼関係を築くのは難しいでしょう。

まずは査定からスタートしよう

不動産の売却を進めるには、まず不動産会社に査定を依頼することから始まります。査定の依頼方法には、近隣の不動産会社へ直接問い合わせる方法や、インターネットを活用した一括査定サービスなどがあります

査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があり、机上査定は現地を訪れずに過去の取引事例や路線価などのデータをもとに算出する簡易的な方法です。一方、訪問査定は担当者が現地に足を運び、物件の状態や周辺環境などを確認したうえで、より正確な価格を提示する査定方法です。

おおまかな相場を把握するためには机上査定も有効ですが、実際に売却を検討する際は訪問査定が望ましいといえます。複数の会社から査定を受けたあとは、価格だけでなく対応や信頼性なども総合的に判断し、自分に合った不動産会社と契約を結びましょう。

まとめ

不動産売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社選びが不可欠です。大手と中小それぞれの特徴を理解し、根拠ある査定価格やていねいかつ迅速な対応を重視しましょう。信頼できる担当者に出会うことも大切で、売却の不安をしっかりサポートしてくれます。一方で、査定の根拠が曖昧だったり、書類が雑であったり、しつこい営業をする会社は避けるべきです。まずは複数社から査定を受け、自分に合った会社を見極めて、納得のいく売却を実現しましょう。

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