不動産売却の相場はどれくらい?自分で調べる方法とは?

公開日:2023/05/26

不動産を売却する時に、もっとも気になるのが「売却相場」です。当然、売却する側はできるだけ高く売りたいことでしょう。ただし実際は売却相場に近い価格に落ち着きます。では、不動産売却の相場はどれくらいなのでしょうか。今回は、不動産売却の相場を自分で調べる方法について詳しくご紹介します。

まずは類似物件と比較しよう

不動産の売却相場を知るにはどんな方法があるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

取引事例比較法とは?

不動産の売却相場を知る方法は、取引事例比較法(とりひきじれいひかくほう)です。取引事例比較法とは、売却予定物件と類似した物件の取引事例を参考に比較して価格を算出する方法のことです。

簡単にいうと取引事例比較法とは、条件が似たような物件の取引事例と比べて価格を算出する方法のことです。取引事例比較法はもっとも単純でわかりやすい方法であることからよく利用されています。

不動産売却の相場を自分で調べる時には、取引事例比較法を使ってみることをおすすめします。

取引事例比較法を使って相場を算出する手順とは?

こちらでは取引事例比較法を使って不動産売却の相場を算出する手順について詳しくご紹介します。

・売却予定物件と類似した物件の取引事例をいくつか用意する

・取引事例から平均坪(または平均平米)単価を算出する

・「平均坪(または平均平米)単価×売却予定物件の坪数(または平米数)」の数式に各数値を入れ、おおよその売却予定価格を算出する

・さらにおおよその売却予定価格を基準にして、場所・前面道路の環境・高低差・地域の経済状況などの条件を足したり引いたりして、不動産売却の相場を算出する

取引事例比較法を使うメリットとは?

取引事例比較法を使うメリットは、条件が整えばより精度の高い不動産売却の相場がわかることです。過去の取引データがベースになることから、かなり実相場に近い価格を算出できます。

取引事例比較法を使うデメリットとは?

取引事例比較法を使うデメリットは、近隣地域に売却予定物件と類似した物件の事例が多くないと、精度の高い相場が算出できないことです。

取引事例比較法は、条件や属性が似たような物件の過去の取引事例があることから、精度が高い不動産売却の相場を算出できます。そのため近隣地域に売却予定物件と類似した物件の事例がないと機能を発揮できません。

相場を知りたいときにチェックしたい情報は?

相場を知りたい時にはどうすればよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

不動産売却の相場を知るには?

不動産売却の相場を知るには「不動産取引価格情報検索サイト」を利用することで不動産の相場に関する情報を知ることができます。

不動産取引価格情報検索サイトとは?

不動産取引価格情報検索サイトとは、全国の不動産の相場が簡単にわかるウェブサイトのことです。不動産取引価格情報検索サイトは国土交通省が提供しています。

不動産取引価格情報検索サイトで相場がわかる理由とは?

不動産取引価格情報検索サイトで相場がわかる理由は、国土交通省が実際の不動産取引の当事者に、アンケート調査の回答結果を公表しているからです。そのため高い信頼性があります。

不動産取引価格情報検索サイトのおすすめポイントとは?

不動産取引価格情報検索サイトのおすすめポイントは次の通りです。

・だれでも自由に使うことができる

・無料で使うことができる

・回数制限なし

・土地・建物のどちらにも対応している

・そのほか不動産の相場に関する情報を知ることができる

不動産取引価格情報検索サイトの使い方とは?

不動産取引価格情報検索サイトの使い方は次の通りです。

・サイトにアクセスしてページを開く

・全国の地図の中から、対象の地域(都道府県地区)を選択する

・取引時期を選択する

・土地・建物のどちらかを選択する

・土地(宅地・農地など)・建物(戸建て住宅・マンションなど)から現状を選択する

・新古(新築なのか、中古なのか状態)を選択する

・そのほかを選択する

・すべての条件を選択したら検索する

・過去の取引情報が一覧になってでてくる

ネットに記載された価格で売れるとは限らないので注意!

不動産売却は、ネットに記載された価格で売れるとは限らないといわれています。こちらで詳しくご紹介します。

ネットに記載された価格で売れるとは限らない理由とは?

ネットに記載された価格で売れるとは限らない理由は、あくまで売主側の売却希望価格だからです。そのためネットに記載された価格では売れるとは限りません。

売却希望価格が提示されている理由とは?

売却希望価格が提示されている理由は、物件を売りに出していることを広める時には、売主側の売却希望価格を提示する必要があるからです。

もし売主側の売却希望価格が提示されてないと、買主側はスルーしてしまうことがあります。そのため買主側が購入を検討するように、売却希望価格が提示されています。

実際に売れる価格はどうやって決まるのか?

実際の不動産の売却価格は、売主側と買主側の交渉で決まります。売主側はより高く売りたい、買主側はより安く買いたいと思っています。お互いが条件を出し合って、両者が納得すると契約です。

まとめ

今回は、不動産売却の相場を自分で調べる方法についてご紹介しました。今回のポイントをまとめると、不動産売却の相場を自分で調べる方法は、取引事例比較法と、不動産取引価格情報検索サイトの2つの方法があります。

とくに初心者でも簡単にできるのは、不動産取引価格情報検索サイトを使って相場を調べる方法です。全国が対象なので、どこのエリアの不動産相場でも知ることができます。本記事が不動産売却の相場を自分で調べる方法について詳しく知りたい方に届けば幸いです。

【加古川】おすすめの不動産売却業者比較表

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