不動産投資のメリット・デメリットとは?成功させるにはどうしたらいい?

公開日:2024/07/15 最終更新日:2024/05/29
メリットデメリット

不動産投資は、数ある投機手段の中でも特に人気のある方法です。しかし、不動産投資で利益を出すためには、不動産投資をするメリット・デメリットを正しく知っておく必要があるでしょう。本記事では、不動産投資を成功させるためのコツも合わせて紹介するので、不動産投資・売却について考えている人はぜひ参考にしてみてください。

不動産投資のメリット

不動産投資は、他の投資にはない多くのメリットがあります。

生命保険としての役割を担う

不動産投資では、物件購入時に金融機関から「団体信用生命保険(団信)」への加入を求められることが一般的です。団信に加入していれば、ローン契約者が死亡または高度障害になった場合、不動産投資ローンの残債がゼロになります。

例えば、夫が不動産投資ローンを利用している家庭で夫に万が一のことがあった場合、団信に加入していれば残債がなくなる上、収益物件をそのまま配偶者に相続することができます。

副収入が得られる

不動産投資は「不労収入」とも呼ばれ、大きな労力をかけずに安定した家賃収入を得ることが可能です。本業と並行して不動産投資を行うことで、本業の収入に加えて副収入を得ることができます。物件の管理は不動産会社に委託できるため、急なトラブル対応も任せることができ、会社員でも本業に支障をきたすことなく収入を得られます。

相続税の節税になる

不動産投資は相続税の節税効果もあります。現金はそのまま相続税評価額となりますが、不動産は相続時に時価より低い相続税評価額で評価されるため、節税が可能です。さらに、賃貸用不動産の場合、賃貸部分の割合に応じて評価額が控除されるため、相続税の負担がさらに軽減されます。

所得税と住民税を節税できる

不動産投資では、減価償却費をあらかじめ定められた年数で分割して費用計上します。不動産所得が赤字になると、本業の所得と損益通算が可能となり、所得税と住民税が減額されます。減価償却費は実際の支出を伴わない費用であるため、税負担を軽くする効果があります。

資金繰りの予測が立てやすい

不動産投資の収入源は主に家賃収入です。入居者の家賃収入は不動産投資開始時に把握でき、不動産投資ローンの返済額も予測可能です。収入と支出を始める前から把握しやすいため、資金繰りの予測が立てやすい投資方法といえます。

比較的少ない自己資金で始められる

不動産投資は多額の初期投資が必要とされがちですが、金融機関の不動産投資ローンを利用することで、物件価格の1~2割程度の自己資金で始められる場合があります。個人の属性次第では、さらに少ない自己資金で始めることも可能です。

適度なリスクでリターンを得られる

不動産投資は家賃収入を得る方法であり、リターンが安定していますが、空室リスクもあるため、一般的にはミドルリスク・ミドルリターンの投資とされています。FXや株式投資のような大きな値動きによる損失のリスクは少ないです。

本業の収入と組み合わせて副収入として積み重ねるスタイルであれば、不動産投資のリスクはさらに低くなります。

不動産投資のデメリット

不動産投資には多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。

さまざまなリスクが発生しやすい

不動産投資には、空き室リスク、滞納リスク、修繕リスクなど、さまざまなリスクが潜んでいます。空き室や入居者からの家賃滞納、急な修繕費用などが発生すると、収益が減少し、投資家にとって負担となります。

物件選びが大変

良質な物件を見つけることは容易ではありません。競合が激しく、良い物件はすぐに売り切れてしまうこともあります。また、不動産会社からの情報が必ずしも信頼できるとは限りません。物件の選定には時間と労力が必要であり、失敗するリスクもあります。

売却を希望する時期に売却できない可能性がある

不動産投資は長期的な視野が求められますが、一定の時期に物件を売却したい場合、思うように売却できないリスクがあります。買い手が見つからず、価格を下げざるを得ない場合もあります。

物件の維持が大変

不動産投資では、物件の維持管理が必要です。突然の修繕費用や入居者からの要求に対応する必要があります。これには迅速な対応と費用が必要であり、予期せぬ出費が生じる可能性があります。

固定資産税がかかる

不動産を所有すると固定資産税が課税されます。この税金は、投資物件の所有期間中に支払わなければならず、収益を圧迫する要因となります。

不動産投資を成功させるコツ

不動産投資を成功させるには、いくつかの重要なポイントがあります。これらのポイントを押さえることで、より効果的な投資が可能となります。

短期間で大きなリターンを求めない

不動産投資は長期的な視野が重要です。株式やFXのような短期の価格変動に左右されることなく、安定した収益を得ることができます。短期的な利益を求めるよりも、物件の長期的な価値や収益性を重視しましょう。

不動産投資によって何を得たいかを決めてから始める

投資の目的を明確にすることは不可欠です。副収入の確保や将来の老後のための資産形成など、自身の目標に合わせて投資戦略を立てることが重要です。目標を持つことで、投資の方向性を明確にし、計画的に行動できます。

周辺相場や物件価値を念入りに調査してから購入する

物件の選定には慎重な調査が欠かせません。周辺の相場や物件の価値を比較検討し、適切な価格で購入することが重要です。また、物件の立地や建物の状態、将来の需要なども考慮し、将来的な収益性を見据えた投資を行いましょう。

まとめ

不動産投資は、安定した収益や節税効果など多彩なメリットがありますが、空室リスクや物件選定の難しさなどのデメリットも存在します。成功の鍵は長期的な視野での投資、目標の明確化、そして徹底した市場調査にあります。リスクを最小限に抑え、効果的な投資を行うためには、慎重な計画と正しい知識が不可欠です。本記事の内容が、不動産投資を考えている人にとって有益なものになれば幸いです。

 

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